- 顔彩は初心者にも使いやすい日本画絵具!
- 透明水彩と同じ使い方で塗れる!
- ひと手間かけることでキレイに塗れる!
「顔彩(がんさい)ってどうやって使えばいいの?」
「水彩と同じように塗っていいの?」
そんな疑問を持つ方のために、
今回は
- 顔彩の基本的な使い方とコツ
を分かりやすく解説していきます!
顔彩は、固形タイプの日本画絵具。
筆を濡らしてなでるだけですぐ使える手軽さが魅力です。
この記事を読めば
顔彩の扱い方から塗り方まで、
初心者でも安心してスタートできますよ!
日本画の岩絵具の使い方はこちら!
▶【初心者向け】岩絵具の使い方と溶き方|膠の混ぜ方と使う手順を解説

Contents
顔彩ってどんな絵具?初心者に人気の理由とは


顔彩ってどんな絵具なの?水彩じゃないの?
顔彩とは、
日本画版の水彩です!
透明水彩のような固形タイプの絵具で、
見た目も透明水彩にそっくりですね!
顔彩は水干絵具などの粉末の顔料に
膠を加えて固めた日本画絵具です。
水に濡らした筆でなでるだけで
色が溶けるので、特別な準備は不要!
水彩感覚で使えて、
初心者にも扱いやすいのが特徴です。

和風の色名がおしゃれだね!
スケッチや絵手紙にも最適だよ!
顔彩について詳しく知りたいなら!
顔彩を使うために必要な道具はこれだけ!水とパレットを用意しよう!

- 顔彩
- 筆洗いに水
- 溶き皿やパレット
顔彩を使うために必要な道具は水彩と同じです!
筆洗に水を入れて、パレットを用意して、
水彩と同じように始められますよ!
顔彩の使い方をステップで解説|初心者でも失敗しない!
①顔彩を水で濡らした筆で撫でる

まずは筆にたっぷり水を含ませ、
絵具をよく含ませられるようにしましょう!
その後、
固形の水彩絵具を使う時のように、
筆で顔彩を撫でて色を含ませます。

最初に、濃く絵具を筆に付けると良いですよ
②溶き皿やパレットで顔彩の濃度を調整する

溶き皿やパレットに顔彩を移します。
絵具を乗せるように移しましょう。
何度か繰り返し、濃い絵具ができたら、
水を含ませた筆で濃度調整をします!
- 濃い色➡水で薄くする
というようにすると、
✅色むらができにくい
✅好みの濃度に調整できる
メリットがありますよ!

紙の上で濃度調節をすると、ムラができやすいよ!
③濃度が調整できたら、顔彩を紙に塗る

濃度が整ったら、いよいよ紙に着色していきましょう!
顔彩は水彩絵具に近い感覚で使えますが、
- 少しだけ粘り気がある
- 水の加減で発色や伸びが変わる
という特徴があります。
筆を軽く寝かせるようにして塗ると、
ムラになりにくく、
やわらかいグラデーションが作れますよ!
また、色を重ねたい場合は、
下の色がしっかり乾いてから重ね塗りするのがポイント。
乾かないうちに塗ると、
にじみや混色が起こりやすくなります。


乾かしてから塗るとムラは減りますよ!
顔彩は透明感のあるものから不透明な色までさまざま。
最初は少し薄めに塗って、
様子を見ながら重ねると
失敗が少なくて済みますよ!
まとめー【初心者向け】顔彩の使い方と特徴を解説|水彩絵具との違いもわかる!顔彩の使い方

最後までお読み頂きありがとうございます!
以上のように、
顔彩は、水彩のようにお手軽に使える日本画絵具でした!
- 水で濡らした筆で絵具をなでて色を取る
- 絵皿やパレットで濃度を調整
- 紙に塗るときは水分量や乾燥を意識して使う
といったステップで、
手軽に本格的な日本画表現が楽しめますよ!
和風の色名やパッケージも魅力的です!
おまけに、スケッチや絵手紙、日本画入門にもぴったりでした。
ぜひお気に入りの顔彩を見つけて、
楽しい日本画ライフを始めてみてくださいね!
水彩と日本画絵具の違いはこちら!



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