10/28【新刊】日本画の鉱物図鑑 販売開始!

【カテゴリ】狩野派による日本画解説書「丹青指南」を現代語訳




手元の丹青指南の印刷本を現代語訳しました。


手元にあるのは、お借りした本をコピーし製本したもので、
糊が剥がれてきたので、訳と共に製本し直し読み返しやすく
することを目的として始めました。

また、日本画技法を丁寧に書いた良い本にもかかわらず
無料で公開されている情報が少ないため、
自分で訳しながら公開をすることにしました。

自分の読み易さを重視している為、細部のニュアンスが
原文とは異なる部分があります。


参考資料

「日本画画材と技法の秘伝集
狩野派絵師から現代画家までに学ぶ 新装版
日貿出版社/小川幸治」





​2020/12/21

丹青指南の現代語訳を出版しました!


本ブログの現代語訳シリーズが
電子書籍と本でご覧いただけます!
原書に忠実な段組みと訳にこだわり、
初心者にもマニアにも
自信を持ってお勧めできる本になりました!

丹青指南が電子書籍で読めるようになりました!

丹青指南の原文を文字起こしし、
電子書籍と本で読めるようになりました!
生の文章を読んでみて下さい!


まさかの英語版もできました!


海外レビューがあったので作りました(笑)
海外のプレイヤーの皆さんが
より簡単に日本画を学べることを願っています。

Contents

前書き(序)ー丹青指南とは?

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日本画の精神を、狩野派の技法書「丹青指南」を現代語訳して解説!


前書き(序)では、狩野派伝統の日本画技術書「丹青指南」が
どのような経緯で作成されたかが書かれています。

また、日本画で一番大切な技術とは何なのかも書かれる、
本書の核とも言える部分です。

緒言

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胡粉の剥落を防止するには?「丹青指南」を現代語訳②緒言



そのやりかたで、あなたの絵は100年残りますか?

色あせたり絵具が取れている絵と、
今でも色鮮やかに残っている絵の違いは
ここにあります!

あなたがここで学んだことが
100年後の日本の文化財を守っているかも!?

付け足し(附言)

まだ記事になっていません!

編者来歴(編者履歴)

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狩野派の日本画技法書「丹青指南」を現代語訳③編者履歴

丹青指南を残した市川守静とは一体何者なのか!?

そしてその人生は?

市川氏の生涯を見て、
日本画への情熱を感じて下さい!



日本画の歴史(彩色絵沿革大略)

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➡日本画の歴史―狩野派の日本画技法書「丹青指南」を現代語訳④




誰もが思う
「日本画って結局なに?」
という疑問。

日本や中国における絵画の歴史を紐解けば
日本画の流れも見えてきますよ!


そして国宝とされる作品には
ある共通点
も存在します。
その答えもこちらに書かれています。

ドーサ液(礬水)

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【日本画】狩野派のドーサ液の作り方とは?効果はあるの?【丹青指南現代語訳】


ドーサ液とは日本画で使う「にじみ止め」!

このにじみ止めは、現代では完成した物が売っていますが
昔はもちろん、自分で作っていました。


狩野派流のドーサ液でいろんなものに
にじみ止めを施してみよう!

ドーサ紙の作り方(礬水紙製法)

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➡【日本画】狩野派流!ドーサ液の引き方を解説!【丹青指南現代語訳】

ドーサ液ができあがったら、
あとは塗るだけ!


でも塗り方にも狩野派流のコツがあるのです。


そして百年前の落書き帳の作り方
紹介しております!

膠の使用法

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➡【日本画】膠(にかわ)とは?作り方と使い方&種類を徹底解説【画材】


「膠(にかわ)」
これは日本画で最も大切な物と言っても
過言ではありません。


でも一口に膠と言っても、実は沢山の種類が
あるんです。


この記事では膠の種類や作り方を超網羅!

読むだけでアートや日本の絵画に
百倍詳しくなれます。

粉絵具の種類と溶かし方

胡粉精錬法(粉絵具種類弁溶融方/胡粉精錬方)
沈殿胡粉

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【日本画】胡粉の作り方とは?塗り方、使い方を解説!【丹青指南現代語訳】



胡粉ネイルで有名な
「胡粉(ごふん)」!

実は本来は画材だったんですよ!


そしてルンルンで爪に付けている
胡粉成分ですが、

昔はとんでもない毒物が
「胡粉」と呼ばれていたんです。


この記事では
胡粉の練り方や種類、歴史を
ご紹介しております!

起上げ胡粉(盛り上げ胡粉)

日本画の盛上げ胡粉(腐れ胡粉)の作り方を解説!ー『丹青指南』を現代語訳


胡粉にも種類がありますが
「腐敗させて作る胡粉」
もあります。


一体なんのために腐らせる必要が
あるのでしょうか!?

そしてその代用品になる物とは!?


一、藍棒(あいぼう)

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➡【日本画】棒絵具とは?棒絵具と藍棒の使い方を解説!【藍色染料も!】

一、岱赭

⇒代赭(岱赭)とはどんな色?顔料の使い方は?【日本画】


一、朱

⇒【絵具】朱色とは?色の作り方と意味・イメージを徹底紹介!【日本画】


一、丹

⇒丹とはどんな色?日本の伝統色を知ろう!【日本画絵具解説】

一、黄土

⇒黄土とはどんな色?日本の伝統色を知ろう【日本画絵具解説】


一、朱土

⇒【能舞台も】朱土とはどんな絵具?日本画絵具の使い方を解説!


一、キエンジ

⇒蘇芳とはどんな色?由来は木か花か調べました!【日本の伝統色】

一、洋紅 原名「カルマイン」

⇒カーマイン(洋紅)色は原料も意味も虫だった!【日本の伝統色と絵具】

一、臙脂

⇒日本画の臙脂色を解説!ー絵具は昔、綿だった!?

一、藤黄

⇒藤黄(とうおう/しおう)とはどんな色?【日本画絵具も解説!】

絵具の混合法並びに使用法 19種

草汁・ウルミ・合わせ黄土・丹墨・艶墨・朱肉色・白緑茶・黄土茶・丹墨茶

⇒日本画絵具を混色して作れる色9選【日本の伝統色】

藍具・藤黄具・白緑具・臙脂具・ウルミ具・墨具・丹具・黄土具・樹具・丹墨具

⇒日本画の「具にする」とは?胡粉を混ぜて作れる絵具10色を紹介!

岩絵具の種類と使用法

一、紺青

⇒紺青色とはどんな色?群青と違うのは高貴さだった!【日本の伝統色】

一、群青・薄群青甲/乙・白群青

⇒群青色と白群色はどんな色?原料は美しい天然石だった!【日本の伝統色】


一、粉緑青・青二番・小二番・青三番・白二番・白緑青

⇒緑青色ー孔雀石が生んだ美しい絵具を語る!【日本の伝統色】


金泥の使用方法と箔の解かし方/銀泥の使用方法

⇒日本画の神髄を極める!金泥の使い方とオリジナル色の泥作り方法を完全解説


彩色の方法

⇒絵は遺伝した才能が全て?「ない人も上手くなれる」と狩野派は言っていた!【美術】

一、裏具

➡日本画の技法『裏具/裏彩色』は絹本制作必須スキル!狩野派の技法書から解説します!

一、彫塗

➡日本画の着色技法ー彫塗(ほりぬり)と塗限り(ぬりきり)をやさしく語る!

一、塗埋

➡『塗埋』(ぬりつぶし)ー日本画の伝統着彩テクニックを学ぼう!

一、塗限

➡日本画の着色技法ー彫塗(ほりぬり)と塗限り(ぬりきり)をやさしく語る!

一、附立

➡日本画の彩色技法『付立て』(つけたて)ー東洋ならではの、筆を活かした画法を解説!

隈取

➡日本画の立体感!隈取(くまどり)の意味と種類をマスターせよ!

括り、描き起し、極隈

➡日本画の最後の仕上げ!「括り、書き起こし、極隈」を実践しよう!

彩色雑事

木地面にヤニ止めの箔を貼る方法

黛(まゆずみ)

繧繝

更新予定!

鍮泥

更新予定!

胡麻油点滴

更新予定!

終業雑事

絵具洗浄

更新予定!

筆刷毛洗浄

更新予定!

書損洗浄

更新予定!

分業彩色




​絵所の資格