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シュミンケ水彩【フォレスト】の色見本と参考作品

こんにちは、日本画家の深町聡美です。

今回はシュミンケのホラダム水彩、
スーパーグラニュレーション「フォレスト」シリーズを紹介します!


フォレストシリーズは深みのある森林をモチーフにした水彩絵具。

絵具の顔料は重い粒子と軽い粒子が混ざり合い、紙の凹凸に沿って異なる色の層を形成する独特の絵具なんです。

緑を基調としたこの5色。
実際に使った参考作品と、色見本を見ていきましょう!



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シュミンケ水彩【フォレスト】(森林)の色見本

深い森のようなダークグリーンが豊富です。


シュミンケホラダム水彩の「フォレスト」は、緑系中心の絵具セット!

複数の色味の顔料が使われていて、多彩な緑色を使うことが出来ます。


黄色っぽい緑から青みの強い緑が揃っているのがいいですね!

自然物をスケッチする方にはぜひGETして頂きたい絵具です。



フォレストオリーブ:シュミンケ水彩【フォレスト】①

フォレストオリーブ
  • 耐光性:★★★★★(最高)
  • 不透明度:半透明
  • 溶解度:半溶性
  • 顔料:PG18、PBr7、PY43

フォレストオリーブは半透明なオリーブ色。
クリーミーな色です。
濃く塗った時は、緑が鮮やかに発色します。

フォレストグリーン:シュミンケ水彩【フォレスト】②

フォレストグリーン
  • 耐光性:★★★★★(最高)
  • 不透明度:不透明
  • 溶解度:溶けにくい
  • 顔料:PG19、PBr33

フォレストグリーンはほんのり赤みが発色します。
これが複雑なマチエールを生み出しているんですね!

こちらは不透明な絵具で白っぽさもあります。

フォレストブルー:シュミンケ水彩【フォレスト】③

フォレストブルー
  • 耐光性:★★★★★(最高)
  • 不透明度:半透明
  • 溶解度:溶けにくい
  • 顔料:PB36、PBk11

フォレストブルーは青みが強い黒系です。
濃く塗る事で黒の代用にも使えそうです。
多彩な場所で使えそうですね。

フォレストブラウン:シュミンケ水彩【フォレスト】④

フォレストブラウン
  • 耐光性:★★★★★(最高)
  • 不透明度:半透明
  • 溶解度:半溶性
  • 顔料:PG26、PBr7、PY43

フォレストブラウンはフォレストグリーンやブルーと比べて黄色みが強め。
まさに熱帯のジャングルのような緑です。

薄く塗ると緑の周りに茶色い水彩境界が浮かび、染料のような独特の色になることも。

フォレストグレー:シュミンケ水彩【フォレスト】⑤

フォレストグレー
  • 耐光性:★★★★★(最高)
  • 不透明度:半透明
  • 溶解度:半溶性
  • 顔料:PBk11、PG50、PBr7

フォレストグレーは黒系の中に緑や茶色がほんのり浮かぶ不思議な色。

濃く塗ると緑みのある黒ですが、滲ませることで緑と茶色に分離します。

シュミンケ水彩【フォレスト】(森林)の参考作品

  • フォレストブラウン:背景
  • フォレストグレー:猿の黒
  • フォレストオリーブ:猿の白

実際に塗ってみた作品がこちら。
フォレストブラウンの水彩境界の茶色はなかなかコントロールできませんでした。
ただ粒状化した顔料が霧のようにぼやけ、深い森の雰囲気が出ています。


フォレストオリーブの黄緑色も発色がいいですね。

  • フォレストオリーブ:アザラシの身体
  • フォレストグリーン:背景
  • フォレストブルー:アザラシの身体

フォレストグリーン、フォレストブルーはフォレストシリーズでは青みがある色。
水の表現にも向いています。
特にフォレストブルーは冬の海のよう。
水面の表現にも良いですね。


まとめーシュミンケ水彩【シャイア】の色見本と参考作品

最後までお読みいただきありがとうございます。
以上、シュミンケのホラダム水彩「フォレスト」(森林)シリーズの色見本と、実際に使って描いてみた感想でした!


森林、草木専用と見せかけて、水面などの風景画に幅広く使えそうなセットでしたね。


個人的に、1、2を争うレベルで好きなセットです。


ぜひ草木好きな方はお手に取ってみてください!

理想の草色を求めて手作り水彩をジプシーしてましたが、フォレストとシャイアで解決してしましました



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乞うご期待!